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MOODYZ15周年記念作品【限定共演】 クリムゾンドリーム  レビュー2

クリムゾンドリーム ジャケット   

クリムゾン サイド準決勝第一試合

謎の女・川澄カグヤ(神咲詩織)VS 女子アナウンサー・悠里ともか(秋山祥子)
ここで使われるアイテムは、「悪魔のスマホ」。このスマホで写真を撮られた女は、スマホから与えられた命令に逆らえなくなる。

……

肉付のよい脚を真っ直ぐ全開のV字に掲げて自ら陰部を開く神咲詩織がエロい。そして、神咲とは対照的に細く長い脚の秋山祥子。彼女がその長い脚をM字に広げて同じように陰部を晒す姿も素晴らしい。卑猥なV字開脚と美しいM字開脚の夢の共演だ。

ところで、今回キャスティングされている女優たちはそれぞれに個性的な女性たちだが、そのなかで秋山祥子といえば「正統派の清楚系美人」といえるだろう。それだけに、彼女の顔が歪むときの恥辱感が最高に官能的だ。
頬を窄めて、口腔いっぱいに頬張るフェラ。そそり立った男の巨大な逸物が、さらに禍々しく見える。フェラチオでここまで魅せる女優はいないのではないか。

……

準決勝第二試合

女探偵・七瀬サキ(沖田杏梨)VS 特殊部隊スパイ・ケーシャ(波多野結衣)
彼女たちには、サンドバックに仕込まれた電極による「電流責め」が与えられる。この厳しい責めでは逝きまくるのはあたり前。だから、先に失神したほうが負けというルールになっている。

……

波多野結衣の魅力の一つに、カラミにおける流れるような体の使い方がある。次々と体位を変えるカラミのシーンでも、まるでよくできた「演舞」のようにほとんど淀むことがない。
男ならこんなSEXをしてみたいと誰もが思うような体位交換の連続。体そのものだけでなく、体の使い方が美しいから、華やかで魅力的な映像が生まれる。

……

決勝戦(FINAL)

退魔士・川澄カグヤ(神咲詩織)VS 女探偵・七瀬サキ(沖田杏梨)
決勝戦は、臙脂のマットに手足を拘束された二人が、悪魔のバイブと淫魔のオイルによって「負けを自ら認めるまで責められる」という特別ルール。ここにきて、捉えられた二人は仲間が救出にくるまで時間を稼ぐという設定が活きてきた。

……

ここは、この作品の柱となっている四人の女優(神咲詩織、沖田杏梨、かすみ果穂、大槻ひびき)の見せ場となっている。
臙脂のビロードのマットに手足を拘束されている神咲詩織と沖田杏梨。二人とも肉付きのよい男好きのする素晴らしい体だ。そんな彼女たちがオイルに塗れ、全身を震わせ、股間を掲げながら何度も逝く。
そんな神咲詩織と沖田杏梨を、ペニバンを装着したかすみ果穂が犯す。ペニバンを使ったかすみ果穂の腰使いが最高に卑猥だ。

「ねえ、お口のオチ×チンとオマ×コのオチ×チン、どっちで逝っちゃうの?」と、男のペニスを咥える神咲詩織をかすみ果穂はペニバンで犯しながら責めた。すると、沖田杏梨の股間をまさぐっていた大槻ひびきが、「お姉さん、こっちのオマ×コもすごいんです」と煽り立てる。

二人のねちっこい言葉責めが、豊満な肉体をくねらせてよがる神咲詩織と沖田杏梨のエロティックなシーンに最高の彩りを添えている。

……

エキストラステージ

ラストは、女優9人と男優5人、計14人の大乱交ステージ。どの場面を取り上げても素晴らしく淫乱で、次々と魅力的なシーンが万華鏡のように続いていく夢のようなクライマックス。

……

私は上原亜衣のファンなので彼女を中心に観てしまうが、うれしいことに上原亜衣は常にカメラに収まる素晴らしいポジションを取っている。カメラも上原亜衣をクローズアップするシーンが多い。そして映像にも、上原亜衣の素晴らしいシーンがいくつも残されている。

例えば、上原亜衣が金髪の波多野結衣に逝かされ、潮吹きを見せるシーン。

上原亜衣を波多野結衣が責めている周りでは、神咲詩織と大槻ひびきが向かい合って、立ちバックで挿入されている。大槻ひびきに挿入しているのは、ペニバンを装着したかすみ果穂だ。この二組の後ろでは、AIKAがソファの上で男とカランでいるのが見える。神咲詩織の足元では、マットに寝かされた秋山祥子がバックから男に突きまくられている。さらに秋山祥子を犯している男の肩には蓮実クレアが両手をつき、立ちバックで挿入されている。

上原亜衣を囲んでいたそんな彼女たちが、上原亜衣が波多野結衣に潮を噴かされるのと同時に、一斉にため息のような淫声を漏らして逝くのだ。

2015年、数多くのAV女優のなかで、上原亜衣が名実ともに№1であったことを象徴するかのようなシーンだ。

比較的狭いスペースで、女優・男優合わせて14人もカランでいるので、カメラがメインに映しているシーンの後ろにも素晴らしいシーンがたくさんあって、目が離せない。

作品のラストシーン間際。この作品の主役ともいえる神咲詩織と沖田杏梨が責められているシーンをカメラが捉えている。
このシーンの後ろでは、何度も逝かされてソファの上で脱力しているAIKAの乳首と股間を、嬉しそうに愛撫する蓮実クレアと波多野結衣が映っている。これを発見した時には、思わず笑みがこぼれてしまった。AIKAのレズNGを百も承知の二人が、ここぞとばかりに責めに行っているのだから……。素晴らしい女優たちが見せてくれた、最高のボーナストラックだ。

……

『クリムゾンドリーム』は、全編で5時間に及ぶ作品。劇中の設定のように「エクスタシーショウ」をテレビで観ているVIPの気分で、ゆっくりと5時間通して観るのが最高であるのは言うまでもない。とはいえ、ダレたシーンがまったくないこの作品は、どの部分から再生しても、極めつけの官能的なシーンが楽しめるようになっている。

現在、「AV作品は、新たな成熟の時代を迎えた」と言われている。
それはまた、「上原亜衣の時代」でもあった。
単体女優と企画単体女優の魅力が双方に並び立ち、交わり、彼女たちが互いに力を尽くして素晴らしい作品を作り続けている時代。
『クリムゾンドリーム』は、現在の最高のAV女優たちの魅力、力量を記録したことで、5年後、10年後と、さらにその輝きを増していく作品なのではないかと思っている。

(MOODYZ15周年記念作品【限定共演】 クリムゾンドリーム  レビュー1へもどる)









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